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次の米国株式市場の暴落は2030年頃だと思う(株式市場の周期性について)

みなさん、こんにちは。

 

最近、新聞やニュースなどを見ると、近々、米国経済の拡大期が終了し、それにより米国株式市場も停滞もしくは下落するリスクがあるとの指摘がしばしば見受けられます。

 

ただし、私は2030年頃まで米国株式市場は下落することなく上昇を続けると考えています。その根拠として、米国の株式市場には一定の周期性があり、その周期性に基づくと2030年頃までは上昇が続くことになるからです。

 

以下は米国の代表的な株価指数であるS&P500に関する年平均の価格上昇率です。

 

1.1946年〜1968年(23年間):14.0%

2.1969年〜1981年(13年間):5.6%

3:1982年〜2000年(19年間):18.3%

4:2001年〜2009年(9年間):-6.5%

 
上記を見ていただければわかる通り、米国の株式市場は約20年間の上昇期と約10年間の停滞期が交互に発生しています。もし今後もこの周期が続くとするならば、次に停滞期に入るのは2030年頃になる見込みです。
 
ちなみに1969年〜1981年の期間には73年と79年に第一次、第二次オイルショックが発生して、それが株式市場に悪影響を与えたと言われています。また、2001年〜2009年の期間には2001年にインターネットバブルが崩壊し、2008年にリーマンショックが発生したため、株式市場は暴落を2回経験しました。
 
オイルショックにせよ、インターネットバブル崩壊リーマンショックにせよ、米国の社会や経済に直接影響がある事象が発生した時のみ米国株式市場が暴落しています。ちなみに、米国でこのような事象が発生した際には他国にも波及して世界中の株式市場が大幅に下落しています。
 
一方、日本のバブル崩壊(1991年)、アジア通貨危機(1997年)、ユーロ危機(2010年)など海外で大きな問題が発生しても、米国の株式市場にはあまり悪影響を与えていません。世界トップレベルの経済大国である日本や欧州で株式市場が大きく下落しても、米国は大きな影響を受けていないことからも、米国の最強ぶりがよくわかると思います。
 
そのため、今後、中国経済が減速したとしても、米国の株式市場への影響は限定的だと思われます。おそらく中国経済の減速が深刻化した場合、米国のFRBは確実に利下げをするでしょうから、むしろ、その利下げが米国の株式市場を上昇させる可能性の方が高いでしょう。
 
現在、私は米国の株式市場に集中的に投資していますが、それは米国の株式市場が長期的に上昇を続けているのに加えて、上記の通り、①一定の周期性があり、株価の上昇期間の見込みが立ちやすい、②他国の経済問題などの影響を受けにくく、暴落の頻度が他国の株式市場に比べて少ないことが理由として挙げられます。
 
正直、新興国の株式市場は株価上昇のポテンシャルは高いと思いますが、米国が利上げをすると簡単にキャピタルフライトが起こり、それにより通貨や株式市場の下落が頻繁に発生するため、個人的には怖くて投資ができません。。。
 
例えば2018年には米国の利上げによりトルコのリラが急落して、トルコ関連の資産を持っている投資家は大きな損失を受けました。
 
基本的に新興国は投資のための多額の資金を海外から借り入れているケースが多く、米国の利上げなどでその資金が対外流出してしまうと、通貨の下落と経済停滞や財政危機に伴う株式市場の下落がダブルパンチで発生します。そのような通貨と株価の同時下落が発生すると、投資した資産額が50%以上目減りすることもしばしば起こります。
 
やはり株式投資においては、米国の優位性が突出しています。ウォーレン・バフェット氏も一般人の投資先としてS&P500に連動するETFを勧めていますが、自分を含む一般人にとっては、米国に集中投資するのがローリスクで高いリターンが得られる鉄板の戦略だと思います。